Take Me To The Carnival
明日ミュージカル本番なわけですが、僕なりのお休みの取り方ですな。
PE'Zを彷彿とさせるインストバンド「ソノダバンド」から2ndアルバムが出ましたよー。
このバンド、今僕の中で一番熱いです。
インテリ感あふれる和声感から、作ってる人はただものじゃないなーと思ってたのですが
メンバー6人は全員東大生(一人OB)のご様子。ほえー、なんだか圧倒されますな。
特にVn,Vc,keyは灘高校のクラシック研究会(部活)で勉強を重ねていたそうな。
同じ大学生でこれだけ内容の濃い音楽してることにちょっと嫉妬しちゃいますが、間違いなくサウンドは超一流です。
フュージョンっぽいのに、ディスト―ションギターもいる、なんか面白い構成。
特筆すべきはやっぱりキーボードの方のアレンジ。
たぶんこの方が作曲とコード付けをしてるんだと思いますが、ほんとすばらしー。
あと歌ものではない、バイオリンならではの跳躍とスケールが多いメロディラインも聞きどころです。
キーボードの方は十数年後に、有名アーティストのプロデューサーになるんじゃないかと勝手にふんでます。
今回分析するのは、人気曲のひとつ「Take me to the carnival」。
楽器構成(全部生)
バスドラム
ジャズらしい控えめな音。PAでボリュームをしぼってあるんでしょう。
スネア、リムショット
粒のしっかりした高い音。
ハイハット
ライド8分打ちで、たまにスウィングを強調するように裏16分でもいれてきます。
エレキベース
ラインがしっかりみえる、なんだかあったかい音。2:06でチェロの人に水を飲ませてもらうシーンは見どころ。
エレアコギター
左のスピーカー中心に流してる。地味ですが、ライドシンバルと一緒にスウィングの16ビートを感じさせてくれます。
途中からコーラスをかけてアルペジオしたり。ピアノだけでは少し足りない和音感を埋めてくれてます。
キーボード(アコピ)
ベースとバイオリンの間でお洒落な和音構成音を弾く、このバンドの要。
チェロ
バイオリンのオクターブ下でユニゾンしたり、ハモったり。
バイオリン
非常にうまいバイオリン。うん、うまいなぁ。
曲構成とききどころ
intro→A→B→A→サビ→ピアノソロ→D→ドラムソロ→A→B→A→サビ→サビ(余興)→大サビ→エンディング
intro
チェロがドリア旋法(6thが#)によるリフ。
次いでドラムがライドシンバルをスウィングで刻みつつ、タム、リムと入ってきて
ギターがハーモニクスを、エレアコとピアノが高いとこでAmを弾いてから、高音で少し遊んで流れのままAメロへ。
Aメロ
2分音符のゆったりしたフレーズ→16ビートの流れ。速いテンポのため16ビートに入った時の疾走感が気持ちいいですな。
ドラムは2分にあわせてのクラッシュ、オープンから裏8分のハイハットを中心としたリズムパターン。
ベースは2分のルートから、符点8分、符点8分、8分のリズムでルートと5thを弾くパターン。
ギターは2分のじゃーん、じゃーんが終わった後はAmを弾き続け
キーボードはふつうにコードチェンジをし
チェロはベースのオクターブ上を白玉でのばしつづけ
バイオリンは4度跳躍のメロディを華麗にみせつつ、最後の小節3拍目でブレイクをいれてBメロへ
Bメロ
ライドシンバルはやっ!っていうドラムのはしゃぎよう。バスドラとスネアはたまーに入ってきます。最後はスネアでフィルを。
ベースは8分で動き続けるウォーキングベース。テンポがもともと速い(180くらい?)ためめっちゃ忙しく聞こえますね。
コード構成音と経過音で刻み続けます。
チェロはバッハの対位法を彷彿とさせるバイオリンとの絡み。おいしいとこひいてます(0:53の,9thのf#とか)
ギターは単音で刻んでます。Bメロ終わりでは高音で印象的なフレーズ。
サビ
躍動感あふれるメロディが頭から離れませんなー。そして4小節目にくるコードはなんなんでしょう。
6thがルートのようですが、かなりテクいコードなんでしょう。後で見ていきます。
ドラムは4分のバスドラ、4分のリム、8分のライドを基本として、たまーに細かくしてくるかんじ。
ベースは5度の跳躍を基本として、2分で弾いとります。
キーボードは4分音符の間、お洒落コードをいい感じのタイミングで連打しとります。
対してギターは2分で細かくコードをポジションを変えて演奏しとります。
チェロは先ほどのテクい動きはやめて、ひたすらバイオリンにオクターブユニゾン。
おかげでサビがより印象に残りやすいというか、ポップで聞きやすいです。
バイオリンのメロはシンコペーションや半音の動きが魅力的なメロディ。
何回聞いてもいいですねー。
ピアノソロ
ドラムとベースもなかなか盛り上げ上手な役回りで
ドラムはスネアの手数が増えてきたり、単純に叩く強さがどんどん強くなってたり
ベースは通して5度跳躍なファンキーな動きですが、要所要所で感情をあおりたてるような細かい動き。
最初の方は♭Ⅵ→Ⅰのループ。
後の方はサビのコード進行でひたすら展開をみせてくれます。
これだけ激しいと、むしろ音を外した方がかっこいい感じがしますな。(2:45~2:50)
ここらへんはクラシックと全然違って面白いです。
分析しちゃうとFM7をオクターブ変えて連打してるだけなんですけど、これだけの前振りがあってからだとかっこよく見えちゃいます。
左手はひたすらAmを。右手で激しい動きを見せてくれます。
指がよく動くとかはおいといて、展開のしかたとか魅せ方がうまいですねー。かっこいいなー。
ピアノグリッサンドでDへ。
Dメロ
Am7の6th,Fだけを弾かない下降系のスケールのメロ。歌モノだと絶対聞けないメロですな。
ドラムはバスドラは1拍目だけであとは8分のライド連打。
ベースは高いとこでなかなかにくい動き。半音とかをみせてくれます。
チェロとバイオリンは最初ユニゾンで、途中から5度ハモリ。
旋律の独立性を重視する古典和声では禁則ですが、完全にメロをサポートする役回りなので、ここでの5度ハモリは全然ありだと思います。
ドラムソロ
Ⅰ→♭Ⅵ→Ⅰ→Ⅵをギターとピアノが弾き続け、その中でドラムが派手にやってます。
こういうタイム感のしっかりしたドラマーのソロは、聞いててにやにやしますね。
タムの連打の音がほんと気持ちいいです。
エンディング
Ⅵ→Ⅰを伴奏に、ドラムの裏8分のオープン(ディスコっぽいやつ)とギターがじゃかじゃかで盛り上げてます。
チェロとバイオリンはそれぞれ違う旋律を弾いとります。やっぱりバッハを感じさせてくれます。
バイオリンのビブラートかけながらのポルタメントは圧巻。
最後、5つの楽器がユニゾンしながらリフを弾きます。ドラムもライドやスネアを同じタイミングで叩いてます。
ライブの終わりっぽいドラムのがしゃがしゃ、バイオリンのあらぶりのあとAmで締め。
和音進行
テンションはあまり聞き取れなかったので、とりあえず7thで解釈します。
intro A-minor
Ⅰm7
ドリア旋法によって、お洒落なヨーロッパ感を感じます
Aメロ A-minor
Ⅰm7 ♭Ⅱ7 ♭ⅢM7 Ⅱm7
Ⅰm7 Ⅱm7 ♭ⅢM7 Ⅱm7
♭Ⅱ7はドミナントの代理コード。ここでは♭Ⅲに偽終止してます。
1音ずつベースが上り下りする聞きやすい進行。
Bメロ D-minor
♭Ⅵ7 Ⅴm7(1転) Ⅴm7 Ⅰm7
♭Ⅵ7 Ⅴm7(1転) Ⅲdim Ⅴm7
Aメロから、下属調にあたるD-minorに転調。
一段目は6751の王道進行。
Ⅲdimはこれだけ見ると謎和音ですが、後に♭Ⅲがあって省略されたと考えると経過的に使われたと納得できます。
ジャジーなお洒落和音。
サビ A-minor
Ⅳm7 Ⅴm7 Ⅰm7 Ⅳm7 Ⅴm7 ⅥM7
♭Ⅵm7 Ⅴm7(1転) Ⅴm7 Ⅰm7
Ⅳm7 Ⅴm7 Ⅰm7
普通の451から456の偽終止、それも6がお洒落和音なためちょっと変わった雰囲気を持ってます。
このⅥM7は旋律短音階のダイアトニックコード、テンションをたくさんのせてるためテクい印象を持たされます。
こうやってみてるとⅤを使う時、導音を使わないんですね!
導音を使うと必然的にコード進行が絞られるので、自由度を高めるためにそうしているのかもしれませんね。
ピアノソロ
♭ⅥM7 Ⅰm
Dメロ
Ⅰm ♭ⅥM7
ピアノソロとDメロはそれぞれ逆になっただけ。シンプルなトニックの連続。
ドラムソロ
Ⅰm Ⅱm Ⅴm7(1転) Ⅰm ♭ⅥM7 ×2
Ⅰm Ⅱm Ⅴm7(1転) Ⅰm Ⅵ(2転)
非常に速く展開するコード進行。
最後のⅥ(2転)は謎和音。今の僕には理解できないかんじですな。
そのうち勉強してくうちにわかるでしょー。
エンディング
♭Ⅵ7 Ⅰm7
Ⅰm7 Ⅰm
トニックだけでテンションを聞かせる、シンプルな進行。
でも普通にかっこいいですね。
実はこのバンド、昨日音楽ニュースサイトを見てて知ったのですが
もうすっかりはまってますな。さっき「出たとこ勝負」って曲だけItunesで落としてきました。
こりゃまた歌では難しい、速いパッセージがかっこいい名曲。あとイントロのギターのリフとかもかっこいい。
あとサビの半音を使ったベースラインも、シンコペーション連打で突っ込んでくるリズムも。すばらしー。
最近思ったのですが、クラシック、ジャズ、ハウスを理解出来れば、現代のポップスのシーンは大体理解出来る気がします。
そして僕はジャズの知識が圧倒的に少ないですなー。
最近ジャズピアノの本を買ったのでちょこちょこ勉強してきます。
http://www.youtube.com/watch?v=6DKp02fhjLc
PE'Zを彷彿とさせるインストバンド「ソノダバンド」から2ndアルバムが出ましたよー。
このバンド、今僕の中で一番熱いです。
インテリ感あふれる和声感から、作ってる人はただものじゃないなーと思ってたのですが
メンバー6人は全員東大生(一人OB)のご様子。ほえー、なんだか圧倒されますな。
特にVn,Vc,keyは灘高校のクラシック研究会(部活)で勉強を重ねていたそうな。
同じ大学生でこれだけ内容の濃い音楽してることにちょっと嫉妬しちゃいますが、間違いなくサウンドは超一流です。
フュージョンっぽいのに、ディスト―ションギターもいる、なんか面白い構成。
特筆すべきはやっぱりキーボードの方のアレンジ。
たぶんこの方が作曲とコード付けをしてるんだと思いますが、ほんとすばらしー。
あと歌ものではない、バイオリンならではの跳躍とスケールが多いメロディラインも聞きどころです。
キーボードの方は十数年後に、有名アーティストのプロデューサーになるんじゃないかと勝手にふんでます。
今回分析するのは、人気曲のひとつ「Take me to the carnival」。
楽器構成(全部生)
バスドラム
ジャズらしい控えめな音。PAでボリュームをしぼってあるんでしょう。
スネア、リムショット
粒のしっかりした高い音。
ハイハット
ライド8分打ちで、たまにスウィングを強調するように裏16分でもいれてきます。
エレキベース
ラインがしっかりみえる、なんだかあったかい音。2:06でチェロの人に水を飲ませてもらうシーンは見どころ。
エレアコギター
左のスピーカー中心に流してる。地味ですが、ライドシンバルと一緒にスウィングの16ビートを感じさせてくれます。
途中からコーラスをかけてアルペジオしたり。ピアノだけでは少し足りない和音感を埋めてくれてます。
キーボード(アコピ)
ベースとバイオリンの間でお洒落な和音構成音を弾く、このバンドの要。
チェロ
バイオリンのオクターブ下でユニゾンしたり、ハモったり。
バイオリン
非常にうまいバイオリン。うん、うまいなぁ。
曲構成とききどころ
intro→A→B→A→サビ→ピアノソロ→D→ドラムソロ→A→B→A→サビ→サビ(余興)→大サビ→エンディング
intro
チェロがドリア旋法(6thが#)によるリフ。
次いでドラムがライドシンバルをスウィングで刻みつつ、タム、リムと入ってきて
ギターがハーモニクスを、エレアコとピアノが高いとこでAmを弾いてから、高音で少し遊んで流れのままAメロへ。
Aメロ
2分音符のゆったりしたフレーズ→16ビートの流れ。速いテンポのため16ビートに入った時の疾走感が気持ちいいですな。
ドラムは2分にあわせてのクラッシュ、オープンから裏8分のハイハットを中心としたリズムパターン。
ベースは2分のルートから、符点8分、符点8分、8分のリズムでルートと5thを弾くパターン。
ギターは2分のじゃーん、じゃーんが終わった後はAmを弾き続け
キーボードはふつうにコードチェンジをし
チェロはベースのオクターブ上を白玉でのばしつづけ
バイオリンは4度跳躍のメロディを華麗にみせつつ、最後の小節3拍目でブレイクをいれてBメロへ
Bメロ
ライドシンバルはやっ!っていうドラムのはしゃぎよう。バスドラとスネアはたまーに入ってきます。最後はスネアでフィルを。
ベースは8分で動き続けるウォーキングベース。テンポがもともと速い(180くらい?)ためめっちゃ忙しく聞こえますね。
コード構成音と経過音で刻み続けます。
チェロはバッハの対位法を彷彿とさせるバイオリンとの絡み。おいしいとこひいてます(0:53の,9thのf#とか)
ギターは単音で刻んでます。Bメロ終わりでは高音で印象的なフレーズ。
サビ
躍動感あふれるメロディが頭から離れませんなー。そして4小節目にくるコードはなんなんでしょう。
6thがルートのようですが、かなりテクいコードなんでしょう。後で見ていきます。
ドラムは4分のバスドラ、4分のリム、8分のライドを基本として、たまーに細かくしてくるかんじ。
ベースは5度の跳躍を基本として、2分で弾いとります。
キーボードは4分音符の間、お洒落コードをいい感じのタイミングで連打しとります。
対してギターは2分で細かくコードをポジションを変えて演奏しとります。
チェロは先ほどのテクい動きはやめて、ひたすらバイオリンにオクターブユニゾン。
おかげでサビがより印象に残りやすいというか、ポップで聞きやすいです。
バイオリンのメロはシンコペーションや半音の動きが魅力的なメロディ。
何回聞いてもいいですねー。
ピアノソロ
ドラムとベースもなかなか盛り上げ上手な役回りで
ドラムはスネアの手数が増えてきたり、単純に叩く強さがどんどん強くなってたり
ベースは通して5度跳躍なファンキーな動きですが、要所要所で感情をあおりたてるような細かい動き。
最初の方は♭Ⅵ→Ⅰのループ。
後の方はサビのコード進行でひたすら展開をみせてくれます。
これだけ激しいと、むしろ音を外した方がかっこいい感じがしますな。(2:45~2:50)
ここらへんはクラシックと全然違って面白いです。
分析しちゃうとFM7をオクターブ変えて連打してるだけなんですけど、これだけの前振りがあってからだとかっこよく見えちゃいます。
左手はひたすらAmを。右手で激しい動きを見せてくれます。
指がよく動くとかはおいといて、展開のしかたとか魅せ方がうまいですねー。かっこいいなー。
ピアノグリッサンドでDへ。
Dメロ
Am7の6th,Fだけを弾かない下降系のスケールのメロ。歌モノだと絶対聞けないメロですな。
ドラムはバスドラは1拍目だけであとは8分のライド連打。
ベースは高いとこでなかなかにくい動き。半音とかをみせてくれます。
チェロとバイオリンは最初ユニゾンで、途中から5度ハモリ。
旋律の独立性を重視する古典和声では禁則ですが、完全にメロをサポートする役回りなので、ここでの5度ハモリは全然ありだと思います。
ドラムソロ
Ⅰ→♭Ⅵ→Ⅰ→Ⅵをギターとピアノが弾き続け、その中でドラムが派手にやってます。
こういうタイム感のしっかりしたドラマーのソロは、聞いててにやにやしますね。
タムの連打の音がほんと気持ちいいです。
エンディング
Ⅵ→Ⅰを伴奏に、ドラムの裏8分のオープン(ディスコっぽいやつ)とギターがじゃかじゃかで盛り上げてます。
チェロとバイオリンはそれぞれ違う旋律を弾いとります。やっぱりバッハを感じさせてくれます。
バイオリンのビブラートかけながらのポルタメントは圧巻。
最後、5つの楽器がユニゾンしながらリフを弾きます。ドラムもライドやスネアを同じタイミングで叩いてます。
ライブの終わりっぽいドラムのがしゃがしゃ、バイオリンのあらぶりのあとAmで締め。
和音進行
テンションはあまり聞き取れなかったので、とりあえず7thで解釈します。
intro A-minor
Ⅰm7
ドリア旋法によって、お洒落なヨーロッパ感を感じます
Aメロ A-minor
Ⅰm7 ♭Ⅱ7 ♭ⅢM7 Ⅱm7
Ⅰm7 Ⅱm7 ♭ⅢM7 Ⅱm7
♭Ⅱ7はドミナントの代理コード。ここでは♭Ⅲに偽終止してます。
1音ずつベースが上り下りする聞きやすい進行。
Bメロ D-minor
♭Ⅵ7 Ⅴm7(1転) Ⅴm7 Ⅰm7
♭Ⅵ7 Ⅴm7(1転) Ⅲdim Ⅴm7
Aメロから、下属調にあたるD-minorに転調。
一段目は6751の王道進行。
Ⅲdimはこれだけ見ると謎和音ですが、後に♭Ⅲがあって省略されたと考えると経過的に使われたと納得できます。
ジャジーなお洒落和音。
サビ A-minor
Ⅳm7 Ⅴm7 Ⅰm7 Ⅳm7 Ⅴm7 ⅥM7
♭Ⅵm7 Ⅴm7(1転) Ⅴm7 Ⅰm7
Ⅳm7 Ⅴm7 Ⅰm7
普通の451から456の偽終止、それも6がお洒落和音なためちょっと変わった雰囲気を持ってます。
このⅥM7は旋律短音階のダイアトニックコード、テンションをたくさんのせてるためテクい印象を持たされます。
こうやってみてるとⅤを使う時、導音を使わないんですね!
導音を使うと必然的にコード進行が絞られるので、自由度を高めるためにそうしているのかもしれませんね。
ピアノソロ
♭ⅥM7 Ⅰm
Dメロ
Ⅰm ♭ⅥM7
ピアノソロとDメロはそれぞれ逆になっただけ。シンプルなトニックの連続。
ドラムソロ
Ⅰm Ⅱm Ⅴm7(1転) Ⅰm ♭ⅥM7 ×2
Ⅰm Ⅱm Ⅴm7(1転) Ⅰm Ⅵ(2転)
非常に速く展開するコード進行。
最後のⅥ(2転)は謎和音。今の僕には理解できないかんじですな。
そのうち勉強してくうちにわかるでしょー。
エンディング
♭Ⅵ7 Ⅰm7
Ⅰm7 Ⅰm
トニックだけでテンションを聞かせる、シンプルな進行。
でも普通にかっこいいですね。
実はこのバンド、昨日音楽ニュースサイトを見てて知ったのですが
もうすっかりはまってますな。さっき「出たとこ勝負」って曲だけItunesで落としてきました。
こりゃまた歌では難しい、速いパッセージがかっこいい名曲。あとイントロのギターのリフとかもかっこいい。
あとサビの半音を使ったベースラインも、シンコペーション連打で突っ込んでくるリズムも。すばらしー。
最近思ったのですが、クラシック、ジャズ、ハウスを理解出来れば、現代のポップスのシーンは大体理解出来る気がします。
そして僕はジャズの知識が圧倒的に少ないですなー。
最近ジャズピアノの本を買ったのでちょこちょこ勉強してきます。
http://www.youtube.com/watch?v=6DKp02fhjLc
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